フィルターを選ぶ上で考えるべき「5大要素」

アクアリウム用のフィルターを選ぶ時、様々な要素を比較検討する必要があります。ここでは、フィルター選びのポイントとなる「5大要素」を解説します。

【1. フィルターの大きさ】

まず大切なのが、水槽のサイズに合ったフィルターを選択することです。フィルターの容量が小さければ、十分に水を浄化できません。一般的には、水槽の3~5倍のろ過容量が目安となります。

水槽100Lなら、300~500L/時のろ過力が必要です。この数字を確認し、自分の水槽に合った大きさの製品を選びましょう。若干大きめがオススメです。

【2. 水流の勢い】

水流が強すぎると魚へのストレスが大きくなります。調整可能な水流は重要なポイントです。外付けフィルターはバルブ調整が可能なものを選びましょう。

スポンジなどのろ過材量を調整して水の通過量をコントロールすることも多少は出来ます。魚が泳ぎやすい水流を目指します。

【3. エアレーション】

多くのフィルターでは、エアレーションとの併用が可能です。エアレーションは水の循環を促進し、ろ過効果も高まります。できるだけ両立できる製品を選ぶことをおすすめします。

【4. 見た目】

水槽のインテリアとしても重要なフィルターのデザイン。形状の美しさはもちろん、サイズ感も水槽とのバランスを考慮するポイントです。

【5. 値段】

フィルター選びで最後に確認するのが値段設定。予算に合った製品を選びましょう。ただし、ろ過力を低く見積もってはいけません。適正価格で、必要なろ過力は確保しましょう。

この「5大要素」をチェックし、自分の水槽にぴったりのフィルターを選択することが大切です。飼育環境の改善に役立ててください。

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