よくあるろ過器のトラブルとその対処法を解説!

アクアリウムのろ過器は、日常のメンテナンスを怠るとさまざまなトラブルに見舞われます。ここでは、起きやすいトラブルとその原因、対処法を具体例とともに解説します。適切な手入れを心がけ、トラブル回避のコツをマスターしましょう。

【水の濁りが取れない】

ろ過器の目詰まりが原因です。ろ過材にゴミや汚れが詰まることで、ろ過性能が低下します。定期的なろ過材の洗浄を行うことが対処法です。スポンジフィルターは1週間に1回、ゼオライトは3ヶ月に1回の洗浄が目安です。

【においや水の着色が取れない】

活性炭の寿命が尽きている可能性大です。活性炭は2~3ヶ月で交換が必要です。長期間放置すると逆に水を汚してしまうので、新しい活性炭と定期的に交換しましょう。

【モーターの音が異常に大きい】

インペラー(羽根)の破損や、軸受けの摩耗が考えられます。エアー混入も原因の1つです。点検と分解清掃、または新品への交換が対処法です。

【水流が弱くなった】

ろ過材の目詰まりやポンプの汚れが原因です。ろ過材の洗浄とポンプの分解掃除を行いましょう。ろ過材の配置を整え、水の通りをスムーズにすることもポイントです。

【モーターが停止する】

線路の接続不良や、電圧低下が考えられます。ケーブルの接続状態を確認し、定格範囲の電源を使うようにします。スイッチの接点不良も原因の1つなので、交換を検討しましょう。

このように、日頃のメンテナンスをおろそかにするとさまざまなトラブルに見舞われます。ろ過器の手入れを定期的に行い、故障を未然に防ぎましょう。水の清浄さは魚の健康に大きく影響するため、ろ過器の管理は欠かせません。

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